研究テーマ

reserch theme

概要

  我が国の食品加工・微生物発酵産業は、国内市場の縮小に伴い海外市場での拡大を目指して、激しい国際競争下にあります。欧米市場で選考性の高い高機能新製品の開発を可能にし、新興市場でも競争力のある生産性を達成する、新生産技術の開発が求められています。近年、食品分析・加工技術ならびに微生物発酵の分野は、急速に進歩していますが、我々は、最新の食品分析・加工技術(精密構造解析・高感度定量・超高圧加工・選択的抽出濃縮)、ゲノム情報を利用した微生物物質生産技術分野において、国際的に優位な独自技術開発を産学共同で展開してきています。 本プロジェクトにおいては、高品質な原料産地である東北において原料由来の糖質・蛋白質・脂質の高度変換技術を、我々の技術シーズを発展させて開発し、これまでに我々が進めてきた「単一技術しか持たない地域食品企業が、産学共同で複合技術による国際的新商材を開発するための統合開発プラットホームの構築」の完成を目指します。
 

各プロジェクトの紹介

ホヤの画像

1.認知症予防食

脳細胞死の防御物質であるプラズマローゲンを三陸特産のホヤから抽出し、機能性食品原体を開発

老化赤血球の予防に効果があるクロレラのルテインとプラズマローゲンを組合わせた認知症予防食の開発

納豆の画像

2.糖尿病予防食

食後高血糖に効果があるアザ糖を大量生産できる納豆菌で、糖尿病を予防できるおいしい納豆食品を開発

将来的には糖尿病患者が日本の10倍といわれる中国市場がターゲット

お米の画像

3.がん予防食

米・米油トコトリエノールを基本とする、皮膚保湿・乳がん予防食の開発


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